未来への責任 常陸太田市議会議員 平山晶邦(ひらやま まさくに)

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複合型交流拠点施設用地として土地を取得する議案に反対討論いたしました

6月の議会で、反対討論をいたしました。その内容を掲載いたします。よろしければ、ご一読ください。

反対討論内容

私は議案第85号、複合型交流拠点施設用地として土地を取得する議案に反対の立場から討論いたします。

私は、複合型交流拠点施設の事業については、今までにも一般質問などを通じて多くの疑問点や課題について質問してまいりました。

複合型拠点施設事業が地域振興という名のもとに進めている事業にしては、あまりにも実態を無視している事業だと考えます。以下その理由を述べたいと思います。

市内には地元資本のスーパーや5つのJAが経営する農産物直売所があります。また、市内でレストランや食堂を経営している多くの方々がいます。市内における農産物の需給は飽和状態で農産物の販売や飲食店の経営を圧迫しながら、市行政が進める事業としてはふさわしく無いと考えます。

常陸太田市の高齢化が進んでいる農産物の生産者が、今回建設する複合型拠点施設に安定して出荷することは困難であると考えます。

現在ある里美・水府・金砂郷・太田地区で経営している5つの直売所の活性化をはかること地域活性化の優先順位としてが大切です。

この計画が進んで4年近くたった今でも、市民に対してランニングコストなどを含めた経営計画や経営指標が示されていない。経営形態についても、第三セクターの株式会社という以外、出資者がどのようになるのか誰が経営する主体となるのかが示されていません。市民に対して市執行部の怠慢と断じざるを得ません。そのような状況の中で、土地の取得などハード面だけが先行していることはあってはならないことだと考えます。

防災の拠点にするという計画ですが、県のハザードマップでは水没地帯としてされています。また、この場所は岩盤まで、50メートルとも70メートルともいわれており、東日本大震災クラスの地震があった場合は液状化現象がおきる場所です。駐車場までは地盤改良は行はないでしょうからこの場所が防災の拠点に指定することは無理があると考えます。

当初の目的である交流人口の拡大を目指した施設であるので市民が憩えるような場所となっていないと考えます。

今回の土地の取得価格は4900円/屬六堝發稜斥冀脇辰某綸弔亮莪状況と比較すると相当な割高になっています。私が調査した状況では、市役所の前の病院の取得相当金額は3000円/岼焚爾畔垢い討い泙垢掘農用地として売買される水田価格は1反歩30万円から50万円の取引です。また、下河合町の宅地の路線価は7800円/屬任△蠅泙后私は、4900円/屬凌綸弔箸靴討療效呂亮莪は市民感情から遠く離れた価格となっていると考えます。

そのほかにも多くの問題課題、そして市民に対する説明が不足していることがあると考えています。

人口減少が進み、財政状況が一層厳しくなる常陸太田市においては、複合型交流拠点施設が地域振興の起爆剤になるなどという甘い考えではいけないと考えます。

現在の状況で、この施設経営に乗り出したのなら常陸太田市の将来にとって禍根を残し、市民の批判に耐えられない事業となるのではないかと思います。以上のようなことからまだまだ市民に納得いくような説明がされない中で土地の取得が行われることには反対であります。議員各位の反対に対する賛同をいただきますようお願いいたしまして反対討論といたします。

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